ようやく梅雨入りしましたがいかがお過ごしでしょうか?

毎朝、降雨確率も気になります。

ところで「確率」といえば、このところものすごく注目されているのが「ベイズ理論」ですね、、、

実は「ベイズ理論」が注目されるようになったのは、別に理由があります。

まるでケンケンパの石投げのように、目標にあわせて(=得られているデータの癖にあわせて)石を投げ(=乱数を発生)をする方法が充実してきたというのが、ベイズ理論が手軽に使えるようになった理由です。

数式では複雑すぎて解けないような関係を、生データを真似て投げて作った意外に荒い石の分布から答えを計算します。

たとえば、身長の低い人が、数メートル先に書いてある円に向かって(直線的に)投げたら、低角度で地面に落ちるので、円の手前より向こう側の散らばりが広くなるかもしれません。そう考えると、石の広がり具合を計測することで、身長が推定できることになります(直線的に投げるとすればですが、、、)。

複数の子どもがいたら、それぞれバラつくわけですが、ゴチャマゼになった石の痕跡から、子どもたちが遊んだ様子(どのあたりから投げたか、もともと目標としたであろう円の位置、それぞれの子どもの身長のバラつき具合の情報)といった様々な基礎情報のもっともらしい値を推定することができたりします。

「21世紀のベイズ」を楽しみたいと思います。